こんばんは、工藤です。
本日はお世話になっている熊谷の眼鏡屋さん
「Glass Arcus(グラスアーカス)」
からお誘いを頂き、ワークショップに参加してきました。
内容はズバリ「靴磨き」
講師の方は、
グラスアーカスさんの紅一点Yさんの友人でもある
靴磨き職人/ペインターの「明石 優」氏。
氏はかの「Brift H」で経験を積んだ凄腕職人さん。
ですが写真を見て頂けば分かるとおり、
ゆる~い雰囲気が魅力的なナイズガイでした。
雨だから今日はスニーカー履いてきましたと、
革靴のワークショップでオールスター履いてくるあたり最高です。
自分もレザー製ですがビーチサンダルでしたから(笑)
学んだことを細かく書いていきたいのですが、
長くなってしまうので、、、
また機会を見て紹介できればと思います。
なので今回は大枠で。
まず今回教わってきたのは
「鏡面磨き」
ハイシャインとも言う、
ワックスと水を使って仕上げる方法です。
シャレオツな所では水の代わりに何と、、、
シャンパンを使う店もあるそう。
何やら仕上がりの匂いが違うとか。。。
話が逸れましたが、
まずはその前に事前準備から。
今回お化粧直しをする子は、
「ブルックスブラザーズ PEAL&CO」のチャッカブーツ。
1960年代に消滅してしまったイギリスの高級注文靴店を
ブルックスが引き継いで作られている物。
製造先は、
クロケット&ジョーンズやアルフレッドサージェント等
名だたる英国一流ブランドです。
長谷部くんの代わりに参加のケンが磨くのは
L.L.Beanの革靴製造を請け負う工場のファクトリー物。
コバの張った厚めのソールがアメリカンな佇まい。
カラーがグリーンって所が長谷部くんらしいですね。
どちらも自分達の私物です。
革靴も女性のお化粧と同じで
化粧落とし→メンテナンス(栄養補給や保湿)→お化粧
のループです。
最初に汚れと古くなったオイルを落とします。
汚れを馬毛ブラシで、
メイク落としはこちら。
お風呂上がりはキッチリ保湿です。
ここでポイントは、
革の色にあった乳化性クリームを選びます。
こまかなキズ等はこれで目立たなくなるんです。
指で塗りこむ事でムラなく愛情も注入出来ますよ。
最後に豚毛ブラシで馴染ませ、
綿布で余分なクリームを拭き取り準備完了。
ここからが本番です。
プロ直伝のワックスで磨くためのウエスの巻き方を教わり、
※これ次第で仕上がりがだいぶ変わるそうです。
いよいよお化粧タイム。
こちらも同系色のワックスを使用します。
つま先と踵をメインにワックスで磨いていきます。
水とワックスの絶妙なバランスがあるようで、
師匠がやると一瞬で光輝きますが、
自分のは鈍い輝き。。。
こちらもお化粧と一緒で厚く塗るのはNG。
何層かに分けて薄く塗り重ねるのがポイントです。
どうしても師匠が磨いたものと同じ輝きに持っていけなかったので、
最後はお願いしました。。。
お隣さんの靴とツーショット。
眩しいです。
最後にレースを通して完成。
並べて見ると一目瞭然ですねー!!
※若干照明の具合で色味が違ってしまいました。
お店の革靴も本来ここまでメンテナンスをするべき!
なのは分かっているのですが、、、
現状は磨きまで出来ておりません。。。
ただ今回この鏡面磨きを初体験し、
店の子にもお化粧して上げたい願望がメラメラと。
時間を見つけて少しずつでも出来たらなと思います。
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